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コロナで疲弊した地域に J:テレがSOSに応えるご当地ショッピング番組好調

番組に出演する板野友美。コロナ禍で厳しい状態におかれた産地や生産者のSOSに応える
番組に出演する板野友美。コロナ禍で厳しい状態におかれた産地や生産者のSOSに応える

 新型コロナウイルスの感染拡大の収束が見通せない中、全国各地の生産地や商店で在庫となった商品を紹介し、購入先の紹介も行う形で、生産者と消費者をつなぐ番組が注目されている。J:COMの無料放送「J:テレ」の「SOSに応えよう!ご当地ショッピング」(毎月第1、第3金曜日午後7時より初回放送)がそれだ。

 J:COMでは、政府の緊急事態宣言により、多くの国民が外出自粛を余儀なくされた中、5月から、いわゆる“ステイホーム”に資する番組を、J:テレなどの無料放送チャンネルで放送してきた。

 各地域の飲食店のデリバリー・テークアウト情報の紹介番組や、自宅で簡単にできるフィットネス番組「EXERGiRLS(エクサガールズ)のお家でフィットネス!」、視聴者参加型のペット紹介番組「ペットじゃないよ、家族だよ♪」などを放送してきた。地元の有名店の料理を食べたり、手軽に運動したり、動物に癒やされるといったことを自宅内で完結できる機会を提供してきた。

 こうした番組の目玉とも言える存在が「SOSに…」だ。こちらは、「普段は出合うことのない逸品とめぐりあうこと」を目指した番組だ。

 コロナ禍で在庫を抱え、販売に影響を受けている企業・商店の販路開拓支援番組として、ウェブで販売している商品と買い手を結びつけ、地域経済活動をサポートする。さらに番組内で紹介した商品が、番組ホームページに掲載されるリンクから購入できるようになっている。

 これまでの放送では、結婚式のキャンセルによる引き出物のサイトや、やってくる観光客だけでなく、全国で行われる催事も軒並みなくなってしまった北海道の菓子などの紹介のほか、食べ物だけでなく、伝統産業や前売りの宿泊チケットなども紹介し、全国各地の“SOS”に応えてきた。

「番組を見た」

 7月の放送で、コンペイトーをはじめとした昔懐かしいお菓子の在庫品を格安で販売する「訳ありセール」を開始したと紹介された京都の「青木光悦堂」では、「番組を見た」という視聴者から放送当日に連絡をもらい、「直営店でたくさんの商品をご購入いただいた」。また、「インスタグラムでも情報が回り、そちらからもご注文をいただいた」と感謝する。

 一方、「令和2年7月豪雨」で被災した、熊本県相良村の鮎の養殖・加工販売店「生駒水産」は8月放送の番組に出演。放送後に注文が入ったといい、「発信していくことが大切だと感じた。黙っていても何も変わらないので、少しでも知ってもらうことで何かが変わっていくことに気付かされた」と話した。

板野友美は鎌倉を

 10月2日の放送では、元AKB48の板野友美をゲストに迎え、板野が以前から慣れ親しんでいる神奈川県鎌倉市からの“SOS商品”を紹介。七里ケ浜の人気カレー店の商品や、茶器などのギフトセットなどが紹介された。

 板野は「普段なら並ばなきゃいけない飲食店の商品などがお取り寄せできるのはうれしい。コロナ禍で自炊が多くなり、せっかくならおいしいものを取り寄せたいし、これまで知らなかった商品や地場産の野菜などを知るいい機会にもなった」と話す。

 地域経済支援の一助となる番組に、「この番組を通じて新たに商品などを知り、将来的にはその産地やお店に行きたいと思えるようになったらいいですね」と指摘した。

withコロナの時代

 コロナの収束は見えず、「withコロナ」の時代が続いていくことになりそうだ。前出の青木光悦堂では、「番組が何かきっかけになって、見ている方も、売る側もともに笑顔になれるような、架け橋になってもらえれば」と、番組の今後に期待を寄せた。

 J:COMでは、「緊急事態宣言中だった番組開始当初とは状況も変わり、業者さんの過剰在庫は少なくなってきているが、『お客さんが戻ってきたわけではない』というのが本音」と説明する。「そんな中で、伸びているのがオンラインショッピング。今までの生活では出合うことのなかった商品やお店との出合いのきっかけを作ることで、販売者と購入者の双方の生活に少しでもプラスになれば」としている。       (文化部 兼松康)

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