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劇団四季 コロナ下の新モデル創出 16年ぶりオリジナル新作

■ライセンス 事業展開必要

 子供から大人まで楽しめる新作一般オリジナルミュージカルとしては16年ぶりとなる「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(~11月29日)が3日、東京・自由劇場で開幕した。

 吉田が平成26年、社長に就任したときに掲げた目標の一つが「オリジナルの創作」だった。海外にルーツのある作品だと演出の制約はもちろん、映像に関する権利もなければ海外公演の権利もない。新たなビジネスが生まれてこないのだ。

 「日本社会は少子高齢化が一層進み、これまでの極端な内需型のビジネススキームではやっていけなくなる。ライセンスをすべて持てるオリジナル作品を作ることが重要」と説明する。

 今後も毎年1本ずつオリジナル作品を発表する予定で、4本の企画が同時進行中だ。「四季の舞台には、どの作品にも人間賛歌がある。人生は生きるに値する、人生は素晴らしい、ということを観客の皆さんが感じられる作品を提供していきたい」

▽ネット募金に2億円超 公演中止の損失85億円△

 劇団四季が募ったクラウドファンディングは、6月17日のスタートからわずか4日間で目標額の1億円を突破。9月30日の終了時点で2億円を超える支援が寄せられた。

 同劇団は東京や名古屋、大阪などに専用劇場を持ち、年間の総公演数は3千回以上、総観客数は300万人を超え、約220億円の売り上げがあった。しかし、2月末から7月中旬までに約1100公演が中止。約99万人の来場がかなわなくなり、およそ85億円もの売り上げが失われている。

 政府による自粛要請を2月末に受けて以降、舞台芸術公演の中止・延期が相次いだが、劇団四季のクラウドファンディングは、こんな“最大手”ですら支援を呼びかけざるを得ないという厳しい現実を、広く世間に知らしめることになった。

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