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【話の肖像画】女優・大地真央(64)(6)喜劇の魅力を存分に

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8日に開幕した舞台「おかしな二人」に主演。手前は花總まりさん (東宝提供)
8日に開幕した舞台「おかしな二人」に主演。手前は花總まりさん (東宝提供)

 《宝塚歌劇団を退団したのが昭和60年。今月8日にはシアタークリエ(東京・日比谷)で主演舞台「おかしな二人」が開幕した。米喜劇王ニール・サイモンの人気作だが、相手役の花總(はなふさ)まりは、宝塚の元娘役トップ。演出・潤色の原田諒も現役の宝塚の座付き作家と、退団して35年を経ても縁は続く》

 花總さんとは初共演です。私がずぼらなキャリアウーマンのオリーブ役で、花總さん演じる病的に几帳面(きちょうめん)なフローレンスとの、“おかしな二人”の同居を描きます。原田先生には以前(平成29年)、「ふるあめりかに袖はぬらさじ」(有吉佐和子作)を演出していただき、おかげさまで好評を博し、昨年、再演も果たしました。すごく勉強家で才能のある方で、この舞台のために手を入れた台本も1970年代のニューヨークのポップな部分が入りつつ、今のお客さまにも共感していただけると思います。

 《コロナ禍で演劇公演が軒並み中止になっただけに、稽古も手探りだった》

 もちろん事前にPCR検査をして、全員の陰性を確認。稽古場でも毎日、最初に体温検査をして、しょっちゅう消毒をして、1時間に1回は換気です。マスクだと声が出しにくく、眼鏡型のフェースシールドだと自分の声がうるさい(笑)。俳優同士、お芝居の中で距離を取れるところは取って、向き合わなければ接近してもいいとか、今までにない神経を使います。

 (政府方針もあり)客席数も今回、半数から増えました。コメディーは、お客さまの笑い声が多いほうが俳優もテンションが上がりますので、お一人でも多くのお客さまにお会いできるのが楽しみです。

 《コマーシャルのような短時間の映像でもクスリと笑わせる、根っからのコメディエンヌが演じる喜劇だ》

 ブロードウェーでは、「コメディエンヌ」と言われたら、最高の褒め言葉だそうです。それは一番、難しいからでしょうね。でも、笑いを狙うだけになると客席は引きます。そこにその日、人物が息づき、役として生きていなければ。

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