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俳優の渡哲也さん死去 「西部警察」「くちなしの花」 石原軍団

渡哲也さん
渡哲也さん
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 刑事、やくざ役などをこなすアクションスターとして知られ、石原裕次郎さん亡き後の「石原軍団」を率いていた俳優で石原プロモーション元社長の渡哲也(わたり・てつや、本名・渡瀬道彦=わたせ・みちひこ)さんが10日、肺炎のため死去した。78歳。14日に家族葬を行った。お別れの会などの予定はない。

 兵庫県淡路町(現淡路市)出身。青山学院大4年のとき日活にスカウトされ、昭和40年、映画「あばれ騎士道」でデビュー。鈴木清順監督の「東京流れ者」、石原裕次郎さんの作品のリメーク作「嵐を呼ぶ男」や「陽のあたる坂道」などでアクションスターとして人気を集めた。

 日活を退社後、46年、石原さんの「石原プロモーション」に入社。48年には歌手として「くちなしの花」を発表し、大ヒットした。

 50年に「仁義の墓場」で仁義も掟(おきて)も踏みにじるやくざを熱演し、大好評を得る。51年の「やくざの墓場・くちなしの花」で、毎日映画コンクール男優演技賞、ブルーリボン賞主演男優賞を受賞した。

 また、テレビでは49年にNHK大河ドラマ「勝海舟」の主役に抜擢(ばってき)されたが、病気で途中降板。石原さんとともにテレビの「大都会」シリーズ(日本テレビ)や、「西部警察」シリーズ(テレビ朝日)などのアクション刑事ドラマで、石原軍団を率いて活躍。

 ボランティア活動にも積極的に取り組み、石原軍団メンバーとともに阪神大震災など災害の被災地を訪れ、炊き出しを行っていた。

 平成3年に直腸がんの手術を受けたが、現場に復帰。27年には急性心筋梗塞で入院、手術を受けていた。17年紫綬褒章、25年旭日小綬章。俳優の故渡瀬恒彦(わたせ・つねひこ)さんは弟。

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