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NHK、米デモめぐる番組動画 掲載やめ謝罪「配慮欠けた」

米ニューヨーク市で経済活動が一部再開された8日も、警察の暴力や黒人差別に抗議するデモは続いた(上塚真由撮影)
米ニューヨーク市で経済活動が一部再開された8日も、警察の暴力や黒人差別に抗議するデモは続いた(上塚真由撮影)

 NHKは9日、国際情報番組「これでわかった!世界のいま」が番組公式ツイッターに掲載したCGアニメーション動画について「配慮が欠けた」として、ツイッターでの掲載を取りやめ、謝罪した。

 問題となったのは、7日の同番組「拡大する抗議デモ アメリカでいま何が」の中で流したCGアニメーションの動画。NHKによると、番組ではデモの発端が米国で黒人男性が警察官に取り押さえられ死亡した事件であることを説明し、その中で米国の黒人が置かれている状況を紹介するアニメを放送した。番組の公式ツイッターにも、このアニメを掲載した。

 しかし、アニメの中では今回の事件やトランプ大統領の発言などデモが過激化する背景について言及されていなかったことから、「問題の実態を正確に表していない」「(黒人の描き方が)ステレオタイプで逆に差別を助長しそうだ」「これじゃ黒人をただの危険分子扱い」などと批判が相次いでいた。

 NHKは9日、このアニメの掲載を取りやめたと公式サイトとツイッターで発表。「掲載にあたっての配慮が欠け、不快な思いをされた方におわびいたします。NHKでは、人権を尊重し、取材や制作のあらゆる過程で細心の注意を払うよう取り組んでまいります」と謝罪した。

 米国のヤング駐日臨時代理大使は同日、ツイッターで「米国の複雑な人種問題に焦点を当てようとするNHKの意図は理解していますが、この動画ではもっと多くの考察と注意が払われるべきでした。使われたアニメは侮辱的で無神経です」とツイートしている。

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