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加藤登紀子、動画で歌う コロナに苦しむ人を思い新曲発信

未来への詩

 心にあふれた思いを誰かに伝える言葉が見つかったときに歌はできます。おなかがすいたらご飯を作るようなもの。そうやって歌って、今年が55周年。これまでに600曲ぐらい歌ってきました。

 「未来への詩」は、私の55周年、戦後75年、それに実は東京五輪への思いも込めていました。私の音楽活動の原点は、初めて日本アマチュアシャンソンコンクールに出た昭和39年。2つの五輪の間の歴史を見届けたという思いもあったからです。

 今、何を考え、どう過ごすべきか。ずっとスケジュールに追われてきた私ですが、今は自宅で三食を作って「ああ、今日はちゃんとできたな」と日々の暮らしを丁寧に味わっています。皆さんも心に栄養をたっぷり注ぎましょう。

 歌は、人と人が出会うためにあります。コンサートに皆さんが集まれるときがいつ来るのか、祈るような気持ちで待っています。ですが、焦らない。当面は自分の心と対話しながら、歌って動画で発信します。それをさまざまな方が拡散してくれるのが、とても楽しいです。

 〈かとう・ときこ〉1943年、満州ハルビン市生まれ。昭和40年、東大在学中に第2回日本アマチュアシャンソンコンクールで優勝。歌手デビュー。46年、俳優の森繁久弥が作った「知床旅情」でレコード大賞歌唱賞受賞。80枚以上のアルバムを発表。「百万本のバラ」など600曲以上を歌う。女優としても映画「居酒屋兆治」(58年)に高倉健の女房役として出演。宮崎駿監督のアニメ映画「紅の豚」(平成4年)ではマダム・ジーナの声を務める。仏政府からシュバリエ勲章。昭和47年、学生運動で実刑判決を受けた藤本敏夫(平成14年死去)と獄中結婚。3人の娘の母親で、次女のYaeは歌手。

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