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日本舞踊・十一代目岩井半四郎を襲名 友見「歴史つないでいく」

舞踊界で十一代目岩井半四郎を襲名する岩井友見
舞踊界で十一代目岩井半四郎を襲名する岩井友見

 日本舞踊の正派岩井流宗家の岩井友見(ゆみ)(68)が十一代目岩井半四郎を襲名する。岩井半四郎は江戸時代から続く歌舞伎の名跡。十代目だった友見の実父が平成23年に死去し、空き名になっていた。

 友見は十代目の仁科家の長女として生まれ、のちに九代目の岩井家の養女となった。祖父、花柳寿太郎の遺言により、16歳で舞踊の道に。十代目が亡くなった後は、岩井半四郎の名跡を預かってきた。

 記者会見で、友見は「(歌舞伎の)どなたかに継いでもらおうか、『止め名』(とめな)にしようかと本当に悩んだが、368年続いた岩井半四郎の名前を私の一存で止めてしまうのは大変おこがましい。歌舞伎俳優の部分は女性なので継げないが、舞踊家の部分をなんとか継がせてもらえればと思う」と語った。

 女性が歌舞伎の名跡を継ぐのは異例だ。同席した松竹の安孫子正副社長は「過去の歴史を見ると、女性が受け継いで次代に託すということはあった。舞踊の半四郎という名前が復活することで、また次の時代につなげていくという中で応援していきたい」と述べた。

 友見も「歴史はつないでいかないといけない。私は女性なので、歴史のつなぎかと思う。努力して精進していきたい」と意気込んだ。

 東京・国立劇場で5月2日に予定される披露公演の演目は「鶴亀」「雪折竹」「お祭り」など。問い合わせは岩井一門会事務局、03・3828・2530。(水沼啓子)

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