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俳優座「マクベス」41年ぶり上演へ 新型コロナ対策を徹底

舞台稽古をするマクベス役の斉藤淳(右)とマクベス夫人役の佐藤あかり
舞台稽古をするマクベス役の斉藤淳(右)とマクベス夫人役の佐藤あかり

 新型コロナウイルスの感染拡大で舞台公演の中止や延期が相次ぐ中、劇団俳優座はシェークスピア作「マクベスの悲劇」公演を15日から開催する予定だ。「時代は変わっても人は変わらない」。不朽の古典が描く人間像を、新訳と現代の演出で再現する。劇場は消毒や客席数を減らすなどの感染対策を講じ、観客を迎える。(水沼啓子、写真も)

■矛盾抱えた人間描く

 俳優座でマクベスが上演されるのは、加藤剛主演による公演以来、41年ぶり。今回は近藤弘幸・東京学芸大教授による新訳で、同劇団の斉藤淳(44)がマクベスを、佐藤あかり(45)がマクベス夫人を演じる。

 冒頭の場面で、3人の魔女が語る有名なせりふ「きれいは汚い、汚いはきれい」も、新訳では「いいは悪い、悪いはいい」となっている。

 斉藤は「この言葉に象徴されるように、マクベスがやったことは悪いが、どこか人間の共感を呼ぶ部分がある」とした上で、「矛盾を抱えた人間というものが、この作品でよく書かれている。悪いことをしても、そこには自分なりの正義がある。それは今を生きている私たちにも通じる」と話す。

 佐藤は「マクベス夫人は古今東西いろいろな女優さんが演じ、憧れてきた役」とし、「命をかけてマクベスを支え、マクベスのために生きる人物を演じたい」と意気込んだ。

■リアリティー持たせる水の演出

 1940年代を想定した衣装を身に着け、戦禍に傷ついた廃虚の教会をイメージした舞台中央には水槽が設置される。劇中、水が天井から滴り落ちる演出も。企画・演出を手掛ける森一(はじめ)(64)は「よりリアリティーを持たせるため、水を使うことを考えた」という。

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