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知られざる「寅さん」との共通点 「ドラえもん」50周年、藤子・F・不二雄プロ社長が語る

 「失敗を重ねながらも、頑張って生きるのび太くんの姿に子供たちは共感するのでは。自分が怒られたときも、漫画を読めばドラえもんが慰めてくれる。アニメを見れば世界中の子供たちが同じシーンで笑ってくれる。さまざまな魅力を持った作品だと思います」

 漫画単行本は平成8年刊行の45巻で完結したが、今も売れ続けている。小学館によると、単行本の累計発行部数は8800万部超。中でも1巻は毎年増刷を重ね、現在249刷。この10年間でも3カ月に1度のペースで増刷しており、担当者は「装丁を変えながら今でも読み継がれるロングセラーはあるが、長年ほぼ装丁を変えずに読まれている単行本は珍しい」と語る。

■愛蔵版や絵本も

 50周年イヤーに合わせ、関連書籍も刊行される。

 小学館は昨年11月、「幻の第1話」を収録した23年ぶりの“新刊”の「0巻」を刊行。発行部数は55万部を突破するなど好調だ。さらに、全45巻の愛蔵版セット「100年ドラえもん」(12月発売予定)の予約受け付けも3月に始める。

 次世代を見据えた絵本も発売中だ。幼児向け絵本漫画「はじめてのドラえもん」は、歯みがきの話など幼児誌に掲載された9話を収録。絵と字が大きく読みやすく、読み聞かせにも適している。小学館の松井聡・ドラえもんルーム室長は「子供向けの漫画を描き続けた藤子先生の精神を僕らも引き継ぎたい」と語る。

 映画も相次いで公開される。3月6日に劇場版最新作「のび太の新恐竜」が、8月7日には26年のヒット作の続編となる「STAND BY ME ドラえもん 2」がそれぞれ公開予定だ。このほかにも、さまざまな企画やイベントを展開するという。

 「先生は淡々としている方だったから、生きておられたら50周年を『一年一年頑張った結果なんだろうなあ』というのでしょうね。われわれの仕事はお客さんに楽しんでもらうこと。楽しんでいただける作品を作り続けることが一番です」

 日々の暮らしから、過去や宇宙を舞台とした大冒険まで。ドラえもんとのび太の友情はこれからも続く。

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