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【寅さん50年 男はつらいよを読む-吉村英夫】(37)ベストテン考(上) ※表と写真つき

『寅次郎相合い傘』のマドンナ、リリー役の浅丘ルリ子(左)と渥美清=昭和50年6月16日、鎌倉市大船の松竹撮影所
『寅次郎相合い傘』のマドンナ、リリー役の浅丘ルリ子(左)と渥美清=昭和50年6月16日、鎌倉市大船の松竹撮影所
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 この作品で設定された地域や家族の状況がシリーズ全体の基調になるわけだが、その土台が確かだったことに、シリーズ終了後、改めて脱帽させられる。さくらが博(前田吟)と結婚しなかったら、博が柴又で働かなかったら、この映画は続かなかったはずだ。

 第3位『寅次郎恋歌』は、シリーズのテーマを「放浪と定着の相互の憧れあい」と定める役割を持った。いくつかのテーマを持つが、その中でも最大のものである。シリーズが寅だけでなく、さくらが大きな比重をもつことをも間接的に教えてくれる。

 以上ベスト3は、自在に順番を入れ替えてもよいほど拮抗(きっこう)している秀作である。次回は4~10位の各作品の魅力を考えてみたい。

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