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映画「ブレードランナー」と現実 2019年、人造人間登場は遠いか

空を飛ぶ乗り物「スピナー」とビルの壁面の電光広告 TM & (c)2017 The Blade Runner Partnership. All Rights Reserved.
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 陰鬱な都市に降り続ける冷たい酸性雨。毒々しいネオンを背景に国籍不明の雑多な人々や空飛ぶ乗り物「スピナー」が行き交う-。37年前に公開されたSF映画「ブレードランナー」(1982年)は、2019年11月の米ロサンゼルスが舞台だった。スピナーは現実世界にはない。だが、近年の人工知能(AI)の急激な発達は、人造人間=レプリカントの頭脳作製が不可能ではないことを予感させる。人間と人工生物の境目は何か。「ブレードランナー」に通底するテーマはますます今日(こんにち)性を強めている。(坂田満城)

テレビ電話・空飛ぶ車

 この映画には、さまざまな2019年のモノが出てくる。例えばテレビ電話。画面付きの公衆電話で捜査官のデッカードがコインを入れて通話する。今なら手元のスマートフォンの通信アプリで簡単だ。作中のモニター画面は全てブラウン管のようで、液晶の薄型モニターは見当たらない。カードキーで玄関のカギを開ける場面は今、ホテルをはじめどこでも目にする。

 一方、空飛ぶパトカー「ポリススピナー」など、実現には遠いモノも登場する。ドローンは急速に普及しているが、農業用ドローンを手がけるヤマハ発動機によると「電動よりパワーのあるエンジン使用のドローンでも、持ち上げられるのは32キログラム」(広報担当)。乗用はもちろんない。

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