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「永遠の門 ゴッホの見た未来」 炎の画家、孤独と使命と

 描きたかったのは「アートとは何か、アーティストとは何か」という根源的問い。ゴッホといえば生前は不遇で、気難しい孤高の人といったイメージが強い。「確かにゴッホは孤独だ。でも誰の評価のためでもなく、自分自身を表現するため描いた。映画もチームの仕事とはいえ、究極的には個人の表現であり、(ベネチア国際映画祭最優秀男優賞を受賞した)ウィレムの演技は純粋にアートだ。他者の称賛や商業的成功のために何かをつくるのではない」。映画の中で、ゴッホは未来を見通し、自分の芸術が果たす「使命」に自覚的だったのが印象に残る。近年の発見や新説を取り入れた結末も見ものだ。

 話はゴッホと日本の関係に及んだ。「ゴッホは日本に憧れ大きな影響を受けたが、来ることはできなかった。彼の肖像のような映画を日本に紹介するのは、僕らの使命かもしれません」

 8日から東京・新宿ピカデリーなどで全国公開。1時間51分。

 【あらすじ】パリで評価されないゴッホ(ウィレム・デフォー)は「新しい光」を求め、南仏アルルへ向かう。果てなき自然の中で彼は「永遠」を感じ、気力を回復する。しかし画家ゴーギャンとの共同生活は、性格や方向性の違いから破綻。孤独の中で精神をむしばまれつつ、なお絵筆をとり続けるゴッホは「未来の人々のために、神は私を画家にした」と思い至る。

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