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日本初公開“奇妙な三角関係”ムネーモシューネー(記憶の女神) ラファエル前派の軌跡展

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《ムネーモシューネー(記憶の女神)》、1876-81年、油彩/カンヴァス、126.4×61cm、デラウェア美術館 (C) Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935.
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《ムネーモシューネー(記憶の女神)》、1876-81年、油彩/カンヴァス、126.4×61cm、デラウェア美術館 (C) Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935.
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 あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区 https://www.aham.jp )で開催の「ラファエル前派の軌跡展」( https://prb2019.jp )。日本初公開となるダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1828~82年)の「ムネーモシューネー(記憶の女神)」には、奇妙な三角関係が隠されている。

 モデルとなったのは恋人のジェインという女性で、画家の友人で芸術家、ウィリアム・モリス(1834~96年)の妻であった。モリスはアーツ&クラフツ運動の祖として、壁紙や家具、ステンドグラスなどの作品を扱った。妻とロセッティの関係を知りながら、モリスは3人で住む別荘を借りていたこともあったという。

 ロセッティを中心メンバーとするラファエル前派は19世紀中頃、英国美術の刷新を目指し20歳前後の若い画学生らで結成。当時、美術学校で手本とされていたルネサンスの巨匠、ラファエロ(英語名・ラファエル)以前の時代の表現を目指した。グループでの活動は数年と短かったが、ラファエロの画風に抗した斬新な取り組みは、後の美術史に大きな影響を与えた。

 メンバーにとって、女性は大きな位置を占め、愛人ら多くの女性が作品に登場したという。3人の関係も、芸術活動の肥やしになっていたのだろうか。複雑な関係を念頭に、作品を鑑賞してみては。

 「ラファエル前派の軌跡展」の開館時間は10時~20時(月曜・土曜・日曜・祝日は18時に閉館)。12月15日(日曜)まで。

 問い合わせは、あべのハルカス美術館(06・4399・9050 https://www.aham.jp )。

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