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高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門・アンネ=ゾフィー・ムター

 「『色彩』は弓の位置、加える圧力、速度、ビブラートの大小に関係します。演奏は建築と同じで“意思決定”が大事。『色彩』『ダイナミズム』のいずれも自分の意思が決める問題であり、偶然やめぐり合わせの産物ではありません」

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 5歳でバイオリンを始めたムター。人生のマイルストーンになったのが、13歳の時にカラヤンに見いだされたことだ。以後、カラヤン指揮のベルリン・フィルと共演を重ね、カラヤンにとって「唯一のソロ・バイオリニスト」となった。

 「カラヤンに教えられた最も大切な哲学は、完璧な解釈を追求することでした。彼は新しい音楽表現の可能性を目指して探求をやめず、若い音楽家に後をついてくることを求め、オーケストラを一つの楽器にすることを追求しました。そのためには、楽団員がお互いの音を慎重に聴く必要があります。心が震えるほど懐かしく思い出します」

 同じくカラヤンの愛(まな)弟子である小澤征爾とも何度も共演。バッハなど古典を幅広く演奏する一方、クシシュトフ・ペンデレツキらが手掛けた現代音楽にも深い関心を示す。

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