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高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門・アンネ=ゾフィー・ムター

ドイツ・ミュンヘンでインタビューに応じるアンネ=ゾフィー・ムター (宮崎瑞穂撮影)
ドイツ・ミュンヘンでインタビューに応じるアンネ=ゾフィー・ムター (宮崎瑞穂撮影)
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 ■「色彩」のある音を奏でて

 音に「色彩」を感じる豊かな表現力と、それを実現するテクニック。世界的人気を誇るドイツのバイオリニスト、アンネ=ゾフィー・ムター(56)が、世界的に優れた芸術家に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞の第31回受賞者(音楽部門)に選ばれた。米グラミー賞を4度受賞した「バイオリンの女王」が、自身の音楽観や、恩師の世界的指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンとの交流を語った。(本間英士)

 世界で数百台しか現存しないとされる、バイオリンの名器ストラディバリウス。独ミュンヘンで行われたインタビューの際、この名器の音色を間近で聴いた。澄んだ美しい音色でありながら、“圧”ともいえる音の力強さに驚いた。

 「このバイオリンが好きなのは、ピアニッシモで弾いても音が薄くならず、大ホールの隅々まで届くことです。演奏に繊細さは重要ですが、周囲を圧倒する音も大事です。正しく命じれば、私のバイオリンは両方を満足させるのです」

 喜怒哀楽、弾けるような明るさ、喜びの裏に隠された悲しさ…。ムターの演奏は、「音に色彩がある」と言われる豊かな表現力と、聴衆を納得させる「ダイナミズム」を兼ね備える。

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