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【よみがえるトキワ荘】復元への歩み(7)お休み処開設、パレードで祝う

トキワ荘通りお休み処のオープニングを記念したパレード=平成25年12月14日、豊島区南長崎(小出幹雄さん提供)
トキワ荘通りお休み処のオープニングを記念したパレード=平成25年12月14日、豊島区南長崎(小出幹雄さん提供)

 1枚の写真がある。平成25年12月14日に、豊島区南長崎の通称「トキワ荘通り」で行われたパレードの様子だ。地元選出の小池百合子衆院議員(現知事)の姿も見える。後ろの赤いオープンカーには、トキワ荘の元住人たち。写真にはないが、伝統の長崎獅子舞が披露され、区立富士見台小学校のマーチングバンドも登場した。まさに地域を挙げたお祭りムードの中で、「トキワ荘通りお休み処」は、お披露目の日を迎えた。

 1階には書籍とグッズコーナー、2階には住人の寺田ヒロオの部屋を再現した。再現用のテーブルなどの家具は前夜に運び入れるぎりぎりの状態で、住民と一緒に準備に当たった当時の区文化観光課係長の大橋肇さん(59)は「夜遅くにみんな総出で、明日だから間に合わないぞ、と血気盛んにやっていた」と笑顔で懐かしむ。

 トキワ荘の跡地や記念碑を訪ねてきた人が、ひと休みできる場所がない。この問題を解決するため、地元商店街や町会でつくる「トキワ荘通り協働プロジェクト協議会」にお休み処担当ができたのは24年春だった。前例を調べ、同じ豊島区の「雑司が谷案内処」をモデルに選んだ。次に、区の予算をどうやって獲得するか。

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