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飯沼水準原標石とジャズがコラボ 銚子の魅力“奏でる” 千葉・飯沼観音でフェス 11月17日開催

日本初の水準原標石「飯沼水準原標石」(手前)をPRするためジャズフェスを企画した実行委員長の溝口哲広さん=千葉県銚子市(城之内和義撮影)
日本初の水準原標石「飯沼水準原標石」(手前)をPRするためジャズフェスを企画した実行委員長の溝口哲広さん=千葉県銚子市(城之内和義撮影)

 標高を決める基準点として明治時代に日本で初めて設置された「飯沼水準原標石」とジャズの魅力を知ってもらおうと、石が保存されている千葉県銚子市馬場町の飯沼観音(圓福寺(えんぷくじ))の境内で演奏を聴きながら交流を深める「銚子観音リンド スタンダードジャズフェスティバル」が11月17日に開催される。

 水準原標石にちなみ、標準的(スタンダード)なジャズを地元バンドなどが演奏する中、銚子グルメやワインを楽しむイベント。銚子観音前の商店街で貴金属店を経営する溝口哲広さん(69)が今年7月、市内の知人らに声をかけ、実行委員会を立ち上げて準備を進めている。

 実行委員長を務める溝口さんによると、かつて地域の中心市街地としてにぎわった商店街の店はピーク時の半数にまで減少。シャッターを閉めたままの空き店舗が目立つ。「特にここ数年は市の財政難も取り沙汰され、地域に自信と誇りを持てなくなった市民も多い」と、衰退する銚子市の現状に危機感を抱く溝口さん。人が集まり、交流する場をつくることで活性化につなげようと、10年ほど前からアイデアを温めていたジャズイベントを企画した。

 そこで着目したのが、飯沼水準原標石の存在だった。近代測量の出発点として、土木学会の選奨土木遺産にも認定されている貴重なものだが、「市民でも知らない人が多い。銚子にはすごい場所があるということを再認識してもらいたい」と溝口さんは語る。

 飯沼水準原標石は、明治政府に招かれたオランダ人の技師リンド(1848~1941年)が利根川や江戸川などの水位を測定するための基準点として、明治5(1872)年12月に設置した日本初の水準原標石。これを基点に「日本水位尺」が定められ、各地の山の高さや川の深さなどが測られることになった。

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