PR

エンタメ エンタメ

【話の肖像画】第31回世界文化賞受賞 歌舞伎俳優・坂東玉三郎(69)(1)世界を魅了 女形の美

世界文化賞の受賞者発表会見に臨む坂東玉三郎さん=東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)
世界文化賞の受賞者発表会見に臨む坂東玉三郎さん=東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)

 歌舞伎はもちろんのことなんですけれど、私が取り組んできたその他のお仕事もふくめて(世界文化賞に)選んでいただけたということを、大変うれしく思っています。

 〈17日、第31回「高松宮殿下記念世界文化賞」の演劇・映像部門の受賞者に決まったことが発表された。圧倒的な美貌と品格、芸の大きさを兼ね備えた歌舞伎界を代表する女形として活躍。発表会見にはスマートな体をスーツに包み、やわらかな笑顔で受賞の喜びを述べた。過去、歌舞伎界からは、六世中村歌右衛門さん(1995年)、坂田藤十郎さん(2008年)が受賞、いずれも時代を担う俳優であり、玉三郎さんの受賞は3人目となる〉

 歌舞伎の大先輩と並んで受賞させていただくことと同時に、ご一緒にお仕事をさせていただいたモーリス・ベジャールさん(振付家)やアンジェイ・ワイダさん(映画監督)、ミハイル・バリシニコフさん(バレエダンサー)とこの賞で並ばせていただけたことも、とても感慨深いですね。

 〈この世のものとは思えない玉三郎さんの美しさや存在は、内外の一流芸術家にひらめきや霊感を与え続けている。2017年に同賞を受賞したバリシニコフさんとは約20年前に東洋と西洋の壁を越え、舞踊共演を果たした。一昨年、授賞式で来日した折、バリシニコフさんは、「タマサン(玉三郎)との共演には心を躍らせた。目もくらむような才能の持ち主」と称賛したという〉

 そのとき、私は東京の歌舞伎座に出演していましたので、ミーシャさん(バリシニコフ)が見に来てくれました。かつて舞踊で共演した際、何カ月もご一緒していましたので、本当に久しぶりね、という感じでした。彼は非常に華やかな生き方をしているように見えますが、実際にお目にかかって一緒に仕事をすると、地道に努力をしていらした方だというのが分かるのです。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ