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【動画】27年間追い続けた捕鯨ドキュメンタリー完成 貴重な記録映像、世界へ

写真家、ノンフィクション作家の石川梵さん
写真家、ノンフィクション作家の石川梵さん
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 大海原でクジラと闘い、命をいただく-。四半世紀以上、1つの村に通い、人間のその尊い営みを追い続けた日本人監督のドキュメンタリー作品がついに完成する。世界各地で「祈り」をテーマに撮影を続け、写真家の肩書も持つ石川梵(ぼん)さんの「くじらびと」。1992年から、インドネシア東部レンバダ島の小さな村を訪れ、勇敢な漁師が一本の銛(もり)で体長15メートルにもなるマッコウクジラを仕留める壮絶なドラマをカメラに収めることに成功した。来春公開予定。9月末まで、クラウドファンディング(https://motion-gallery.net/projects/whalehunter3)で応援資金を募っている。

 人口2000人のインドネシア・ラマレラ。27年前に初めて訪れて以来、人々と親交を深めた石川さんは外国人でありながら、村人の暮らしと同化し、地域の信仰と結びついた伝統漁の神髄に触れた。鯨肉は貧しい人たちや一家の稼ぎ手を失った世帯に優先に配給され、社会保障の役割も担っていた。

 石川さんは勇敢な鯨捕り「ラマファ」たちが小さなクジラ舟にのりだし、どのようにマッコウクジラを捕獲するのか、この地域の伝統捕鯨がどのように次世代に受け継がれてきたかを克明に記録した。

 「村の人々にクジラを食べないという選択肢はない。火山性のやせた土地では食物が育ちにくい。鯨肉は村の人々の生命線となっています。そんな中、重責を担い、命がけでへさきに立つラマファは英雄なのです」と語る。

 映画は息をのむシーンの連続だ。海、山、森が織りなす大自然の美しさ、21世紀の今も、和をもって尊しとなす暮らしを続ける人々の清廉さ、そして、クジラが人間に死闘を挑む、生命のすさまじさ-。映像が突きつける現実には、捕鯨の是非をめぐり終わりのない議論を繰り広げる捕鯨論争の文脈は一切ない。

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