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「人間失格 太宰治と3人の女たち」蜷川実花監督 文豪への畏敬を映像に

映画はこれが4作目となる蜷川実花監督。この後も作品が控えて多忙だ=東京都中央区(石井健撮影)
映画はこれが4作目となる蜷川実花監督。この後も作品が控えて多忙だ=東京都中央区(石井健撮影)
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 「太宰が、創作のために家庭を崩壊させる。しかし、それにより太宰は、ある種の解放を手に入れたのかもしれない、ということを表現しています」

 太宰を演じる小栗とは、その人物像をめぐって、頻繁に話し合ったという。

 「撮影前に役者と役について話したのは、今回の小栗くんが初めてかな。太宰には、“人である幸せ”をあきらめたときの強さのようなものがあるけど、人としての弱さもしっかり表現したいと伝えました」

 ラストシーンは「太宰の素直な気持ちを考えたら、こっちのほうがよい」と現場でひらめき、急遽撮り直した。尽きせぬ創作意欲。蜷川監督が畏敬する太宰像のすべてが、この一瞬に凝縮されている。

 13日から東京・丸の内ピカデリー、大阪ステーションシティシネマなどで全国公開。2時間。

■ □ ■

にながわ・みか 写真家、映画監督。昭和47年、東京都出身。平成13年、木村伊兵衛写真賞を受章。「さくらん」(19年)で映画監督デビュー。「ヘルタースケルター」(24年)、「Diner ダイナー」(令和元年)。来年はネットフリックスで「FOLLOWERS」を配信予定。東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会理事。父は演出家、蜷川幸雄。

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