PR

エンタメ エンタメ

最優秀賞に中国放送 「録音風物誌」番組コンクール

「録音風物誌」番組コンクールで新人賞の東北放送の小笠原悠さん、最優秀賞の中国放送の立分美有さん、優秀賞の青森放送の齋藤暢さん(左から)=5日、東京都内
「録音風物誌」番組コンクールで新人賞の東北放送の小笠原悠さん、最優秀賞の中国放送の立分美有さん、優秀賞の青森放送の齋藤暢さん(左から)=5日、東京都内

 民放ラジオ34局で週1回放送されている番組「録音風物誌」。その番組コンクールの入賞作が決まり、5日、都内で表彰式が行われた。

 「録音風物誌」は昭和28年に始まった。地方民間放送共同制作協議会(火曜会)の加盟局が制作する10分番組で、日本各地の「音」を伝えてきた。

 毎年、番組コンクールを行っており、今回は昨年8月から今年7月に放送された番組の中から、最優秀賞に中国放送(広島市)の「尾道水道を渡る~60円の近道~」、優秀賞には青森放送(青森市)の「笑顔を届ける 86歳のアコーディオン」、新人賞には東北放送(仙台市)の「親子で繋ぐ“んまい”味。~元祖!日本のハンバーガー」が選ばれた。

 最優秀賞の「尾道水道を渡る」は広島・尾道と向島を結ぶ渡船の光景を音で構成。乗船時間2分50秒をノーカットで盛り込むというユニークな試みが評価された。

 制作したディレクターの立分美有(たてわき・みゆう)さん(27)によると、渡船は市民に欠かせない足で外国人観光客にも人気なのに、船員の高齢化や人手不足で日中は運休になることがあると知り、取り上げたという。

 乗船時間を盛り込んだのは、「音を聞かせるだけでなく、リスナーが乗船している気分になるようにした」。女子高生の会話など背景の音も生かして、臨場感を高めた。

 これまで操縦室の取材はNGだったというが、立分さん一人で機材を抱えて取材するというラジオの手法は気に入ったのか、操縦室にも入らせてくれたという。

 20代の立分さんは「こういったことを若い人に伝えていきたい」と抱負を語った。

 優秀賞の「笑顔を届ける」は、青森県で老人ホームなどを回って音楽療法のボランティアとしてアコーディオンを弾く藤田みつさんのパワフルな日常に密着した。

 取材当時86歳の藤田さんは入居者より年齢は上かもしれないというのに、声のハリは若々しい。約5キロのアコーディオンを抱え、座ることもなく、入居者の間を回る。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ