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【話の肖像画】マンガ家・永井豪(74)(7)「デビルマン」悪魔がテレビに

 描いているうちに、戦場で武器を持たされて敵を殺すよう命令された兵士を「悪魔」と抽象的に表現しているのだと気づき、未来の戦争を描いているのだと思いました。戦いのエスカレートが最終戦争を招く、破滅につながるというメッセージを込めました。

 《依頼があったのは前年、「魔王ダンテ」という作品を発表していたから。氷中に眠る巨大な悪魔と遭遇した夢を見た主人公の高校生、宇津木涼が魔王ダンテのいけにえとなって一体化し、人間界に潜む悪魔ハンターとして闘う物語だが、連載していた雑誌(週刊ぼくらマガジン)が休刊し、未完に終わっていた》

 幼少期に読んだ「こどものダンテ 神曲物語」という本にあった、氷漬けになった悪魔が3人の極悪人をかじりながら生きていく話を思い出した。初めての連載ストーリーマンガでページ数も多いけど、悪魔の大きい絵を描けば持つかなと思っていました。神と悪魔という価値観の逆転は、その後の作品のテーマになっていきました。(聞き手 伊藤洋一)

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