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歴史漫画『キングダム』作者・原泰久さんインタビュー 骨太な物語、ロマンも泥臭さも

映画「キングダム」のブルーレイ&DVDは11月6日、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントから発売される(c)原泰久/集英社 (c)2019 映画「キングダム」製作委員会
映画「キングダム」のブルーレイ&DVDは11月6日、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントから発売される(c)原泰久/集英社 (c)2019 映画「キングダム」製作委員会
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 中国の春秋戦国時代(前770~前221年)後期が舞台の大河歴史漫画『キングダム』(集英社)の勢いが止まらない。骨太な物語が人気を集め、累計発行部数は4000万部(現在54巻)を突破し、実写映画の興行収入も56億円とヒット。11月にはブルーレイ&DVDも発売される。「(暴君像が根強い)従来の始皇帝のイメージをひっくり返したい」。作者の原泰久さん(44)が描くストーリーは壮大だ。(本間英士)

映画「5回泣いた」

 「(大人数のロケが必要など)『実写化不可能』といわれてきた作品なので、最初に見たときは感慨深かったですね。単なるコスプレではなく、キャラクターに命が吹き込まれていた。5回泣いてしまいました」

 原さんは映画版についてこう振り返る。映像化したのは、秦王の●政(えいせい)(後の始皇帝)と王弟をめぐる内乱を描いた原作5巻まで。主人公の少年、信(しん)役を演じた山崎賢人さんらの熱演について「スタッフが結集して起こした“化学反応”は、僕の想像以上でした」。

 小さい頃から映画が好きで、将来の夢も漫画家か映画監督。それだけに、同作初の映画化には特別な思いがあった。脚本制作に参加し、佐藤信介監督らと侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を行った。「原作を大切にしてくれたうえで、映画としての起承転結を作るため、勇気ある改編をしてくれたのがありがたかった」と口にする。

●=亡の下に口、下に月・女・迅のつくりを横に並べる

「暴君」に心引かれ

 歴史好きの母親の影響で、子供の頃から歴史読本『十八史略』や『三国志』に親しんだ。漫画家になってからも歴史書『史記』に触れ、物語としての面白さや人物描写の巧みさに引きつけられた。

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