坂東玉三郎「八千代座」公演は来年で最後 30周年の節目に
江戸時代の歌舞伎小屋の様式を今に伝える国指定重要文化財「八千代座」(熊本県山鹿市)で平成2年から舞踊公演を続けてきた歌舞伎俳優、坂東玉三郎は25日の記者会見で、八千代座で公演するのは30周年となる来年が最後になることを明らかにした。
玉三郎は、このタイミングで発表したことについて「(来年の公演で)いきなりお客さまに『このたびで(最後)』というと失礼なので(その前に)伝えるべきだと思った」と述べた。
29年の公演から体力的に全曲踊ることに限界を感じ、舞踊に映像を織り交ぜた形での公演を行ってきたという。舞踊と映像の形になったときから「こういう日が来るだろうと想像はしていた」と話した。
最後となる来年の公演については、日程や演目など未定という。今年の八千代座での「坂東玉三郎 映像×舞踊公演」は10月30日~11月4日。演目は、お目見え口上、鷺娘(さぎむすめ)、楊貴妃。公演期間中、博多駅・福岡空港から臨時直行バスも運行される。問い合わせは公演事務局(電)0968・43・2000(平日午前10時~午後5時)。