PR

エンタメ エンタメ

【シネマプレビュー】さらば愛しきアウトロー

ロバート・レッドフォード引退作品「さらばいとしきアウトロー」の一場面
ロバート・レッドフォード引退作品「さらばいとしきアウトロー」の一場面

 8月で83歳になる俳優、ロバート・レッドフォードが、これをもって俳優は引退すると米誌に明かした作品。派手さはないが、米画家、エドワード・ホッパーの絵画に通じる味わいの深さは、この名優の最後にふさわしいのかもしれない。

 74歳の紳士、フォレスト・タッカー(レッドフォード)は、実は銀行強盗。行員に語りかけて、かばんの中に札束を入れさせてしまう穏やかで、まさに紳士的な手口で犯行を重ねる。実在の強盗犯がモデル。原題は「老人と銃」。タッカーは、車の中に短銃を隠し持つが一度も撃ったことがない。過去の逮捕の回想場面。パトカーに囲まれたタッカーは、車から降りると…。

 さしものレッドフォードも、歩く姿などは老いを感じさせる。だが、なぜだろう。何度捕まっても懲りないタッカーに、「明日に向って撃て!」のサンダンスや「スティング」のフッカーなど、過去にレッドフォードが演じた、“いとおしいアウトロー”たちの姿が重なって見える。

 12日から東京・TOHOシネマズシャンテ、大阪ステーションシティシネマなどで全国公開。1時間33分。 (健)

 ★★★★(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ