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【よみがえるトキワ荘】復元への歩み(1) 「記念館」構想に署名4000人超も、採択されず

平成11年に豊島区議会に提出された「トキワ荘」記念館建設を求める陳情書
平成11年に豊島区議会に提出された「トキワ荘」記念館建設を求める陳情書
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 「区は、旧『トキワ荘』を後世に伝える(仮称)『トキワ荘』記念館を地区内に建設し出身マンガ家の関係資料を収集し、展示すること」

 平成11年9月、かつて手塚治虫、石ノ森章太郎らが暮らしたアパート「トキワ荘」があった豊島区南長崎を中心とした住人から、こんな陳情書が豊島区議会に提出された。昭和57年に老朽化のため解体されてから、17年が経過していた。

 陳情を主導したのは、南長崎2丁目青年部の会長を務めていた足立金物店の店主、足立隆さん(70)だ。少年時代から漫画に親しみ、赤塚不二夫の「おそ松くん」などの作品を友達と回し読みしていた。「昔からトキワ荘は子供たちには有名だったよ。アパートの下に行って、漫画家たちが捨てたGペンのペン先を拾いにいったこともある」

 あるとき、店に赤塚の妻が買い物に訪れ、「うちにいっぱい資料があるから、活用してほしい」と足立さんに声をかけた。これが記念館構想の発端だった。

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