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小児心臓外科医の市川肇さん、なにわジャズ大賞受賞

なにわジャズ大賞を受賞した市川肇さん、昼間の顔は小児心臓外科医
なにわジャズ大賞を受賞した市川肇さん、昼間の顔は小児心臓外科医

 アマチュアのサックス奏者として活躍する国立循環器病研究センター(国循)の小児心臓外科部長、市川肇さん(61)=大阪府箕面市=が、「第12回なにわジャズ大賞」(関西ジャズ協会主催)のアマチュア部門に選ばれた。心臓病に苦しむ国内外の子供たちを治療する傍ら、大阪大OBを中心に構成するジャズバンドのリーダーを務める点が評価されての受賞。「ジャズ界の巨匠が到達した演奏の高みに少しでも近づきたい」と意欲を見せている。(吉国在)

 哀愁を帯びた深みのある音色に魅了されて40年あまり。いまも外来で診察し、週に1~2回は手術をこなす一方で、仕事帰りに午前2時ごろまで練習に没頭する。「音を出しているだけで気持ちがいいんですよ」。ときに厳しい医師の顔から一転、穏やかな笑みをたたえる。

 両親の影響で洋楽に親しみ、高校3年の冬に米国のジャズサックス奏者、ジョン・コルトレーン(1926~67年)に憧れてサックスを始めた。阪大でジャズサークル「阪大スウイング」に入部し、毎日8~9時間にわたりサックスを奏でた。

 昭和59年に医師免許を取得し、心臓に先天的な疾病を抱える子供たちの命を救う小児心臓外科の道を選択。治療と学会発表のため国内外を飛び回る毎日のため、一度は音楽の世界から遠ざかったが、医師になって20年以上が過ぎ、少し時間に余裕ができたことからサックスを再開した。

 それでも多忙な日々を送っていることに変わりはない。日本の循環器病治療の中心的存在である国循の小児心臓外科部長として活躍する一方、国内外の心臓病の子供を救う「明美ちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)の運営委員を務め、ミャンマー支援事業にも積極的に参加。現地で医師やスタッフらへの指導をしつつ、経済的に恵まれない子供への治療も行っている。

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