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ゲーム依存の実態とは 現実逃避し、借金しても止められず

中国・西安のカフェで携帯電話のゲームに熱中する若者=2018年5月(ゲッティ=共同)
中国・西安のカフェで携帯電話のゲームに熱中する若者=2018年5月(ゲッティ=共同)
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 世界保健機関(WHO)総会は25日、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」を新たな依存症として認定した。薬物や酒などと違い、治療のための支援態勢が整っているとはいえず、関係者は「リスクが改めて認識されるきっかけになれば」と話す。

 患者の多くは、ネット接続型のオンラインゲームが原因となる場合がほとんどで、際限なく課金をして、消費者金融から借金するケースもみられる。関西地方に住む男性(34)は、大学時代からオンラインのロールプレーイングゲーム(RPG)にのめり込み、ゲームを有利に進める有料アイテムを入手する「課金」を繰り返した。

 手持ちの資金だけでは足りずに同居していた母親のクレジットカードの番号を盗み見て何度も金を引き出し、消費者金融からの借金も約100万円に上った。総額で400万円ほどをつぎ込んだという。

 引っ込み思案な性格だが、ゲームの中で他のプレーヤーとチャット(会話)するときは、思ったことは何でも言えた。生活が破綻してもゲームを止めようとは思えず、「死んで逃げればいい」と思っていたが、支援団体でカウンセリングを受け、「ようやく自分が病気だったと気づいた」。

 依存症から脱するための施設に入所し、会社を休職中の男性(26)がオンラインゲームにのめり込んだ理由は「寂しさ」だった。就職した会社は夜勤などが多く、時間が不規則。「ゲームなら24時間、いつでも誰とでも遊べる。ゲームで知り合った人と実際に会ったりもした」。

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