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杉真理のポップス哲学 明るく楽しい大人を見せる

「僕にとっての(ビートルズの)『イエスタデイ』は、まだこれから」と意欲がつきない“ポップスのマエストロ”杉真理 (石井健撮影)
「僕にとっての(ビートルズの)『イエスタデイ』は、まだこれから」と意欲がつきない“ポップスのマエストロ”杉真理 (石井健撮影)

 シンガー・ソングライターの杉真理(まさみち)(65)が、今年を「音楽生活40周年記念」と位置づけ、新作発表や公演など例年以上に精力的な活動を展開している。

 慶応大在学中の昭和52年にバンドを率いてデビューしたが、翌53年から55年まで病気のため休養を余儀なくされた。レコード会社との契約も打ち切られたが、この間に作曲家として鍛錬する時間をもつことができた。石川さゆりによるCMソング「ウイスキーが、お好きでしょ」(平成2年)など、歌い継がれる楽曲作りに結実する。

 「あの休養期間があって、もう好きなことしかやるまいと決めました」

 それは、ポップスを作り続けることだった。たとえ歌詞や世界観に一定の陰りがあっても、仕上がりはあくまで明朗。これが、杉が目指すポップスだ。新作アルバム「MUSIC LIFE(ミュージック ライフ)」も、そんな杉節というべきまぶしく、温かい歌が詰まっている。

 一方、最近の流行歌は、暗い雰囲気のものも目立つ。「あこがれに向かって背伸びしていた僕らと違い、今の子供たちは身の回りの現実を真剣に見つめて生きないとならないのでしょう。歌の素材が違うのかも」と分析する。「明るく楽しい生き方もある。それを見せることが、大人の責任なのでは」。だから、新作も太陽のように明るい。

 ところで、デビューから実際にはもう42年では? 「新作の録音が今年までかかってしまった…」と苦笑した。

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