PR

エンタメ エンタメ

堤真一主演「良い子はみんなご褒美がもらえる」 オーケストラも芝居、異色作

 ◆相互監視の窮屈さ

 チェコ出身のユダヤ系家庭に生まれたストッパードは、1939年、ナチスの迫害を逃れシンガポールに移住し、さらに英国に移った。そんな来歴もあり、人権問題にも関心を寄せ、今作を含め、表現の自由への弾圧、抑圧的な政権を扱った作品も少なくない。

 日本では政治犯など、遠い世界の話にも思えるが、堤は今作で描かれる窮屈な社会を、特別とは感じないと話す。「今の日本は一見、自由ですが、社会全体が監視し合う窮屈さを感じる。不祥事やネット投稿がたたかれますが、五人組が1億人組に広がったような不自由さもある」。政治犯が自由のため格闘する姿を、ストッパードは皮肉を込め描く。「この作品は古くない。今の時代の不自由さが浮かび上がると思う」

 平成28年に出演した「アルカディア」以来のストッパード作品。迷い、反発、正義、抑圧…と、さまざまな感情が潜む膨大なせりふに、体重を減らしながら全力で取り組む。

 20日~5月7日、TBS赤坂ACTシアター(東京都港区)。03・3477・5858。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ