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【平成史】映画・テレビ 大きく変わりつつある映像作品への関わり方

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 平成の時代には、歴代興行収入記録を塗り替える映画や30~40%台の高視聴率を取るテレビ番組が数多く生まれた。技術面でも、フィルムやアナログ放送に代わってデジタル技術が映像を格段に高画質化。場所を選ばずに作品を楽しめるようになり、人々の映像作品への関わり方は大きく変わりつつある。映画、テレビの流行から平成の30年を振り返る。

                   

世界に誇る宮崎駿、是枝監督

 平成の映画史を彩る人物として真っ先に思い浮かぶのが、アニメーション監督の宮崎駿さん(78)だろう。平成元年の「魔女の宅急便」で初めて邦画の年間興行成績1位を獲得。以後、すべての作品が大ヒットを記録する。13年の「千と千尋の神隠し」は今も歴代1位の興行収入で、翌14年のベルリン国際映画祭では最高賞の金熊賞受賞と、世界で最も注目されている日本の映画人と言っていい。長編からの引退発表(25年)、その撤回(29年)もいずれも大きなニュースになった。

 撮影素材がフィルムからデジタルへ大転換したのも平成になってからだが、映画の見せ方にも大きな変化があった。

 元年の「ニュー・シネマ・パラダイス」を筆頭にミニシアターブームが起こったのもつかの間、5年に日本初の本格的シネコンが誕生すると、またたく間に既存の映画館に取って代わった。

 さらに録画媒体もビデオテープからDVD、ブルーレイと品質が向上。27年にはネットフリックスなどの動画配信サービスが本格化し、今や映画は手のひらサイズで見るまでになった。

 そんな時代でも、映画館でしか味わえない映画の魅力はある。26年の「アナと雪の女王」、30年の「ボヘミアン・ラプソディ」などは、劇場で一体感が得られるとブームを呼んだ。

 30年の「万引き家族」でカンヌ国際映画祭最高賞に輝いた是枝裕和監督(56)の次回作はフランスで撮影の作品になる。

 ますます多様化する映画の動向から目が離せない。(藤井克郎)

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