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劇作家のKERAが翻訳劇 夫婦めぐる3話が展開

ケラリーノ・サンドロヴィッチ
ケラリーノ・サンドロヴィッチ

 「虫けら」をもじった名も、見た目も個性的な劇作家、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)。昨年、主宰劇団「ナイロン100℃」が創立25周年を迎え、紫綬褒章受章など評価も重なった演劇界のトップランナーだ。現在、56歳で約150作を手がけ、「同じ50代で今もコンスタントに書く劇作家は少ない」との自負ものぞかせる。

 そのKERAが久しぶりの翻訳劇に取り組んでいる。仏劇作家ヤスミナ・レザ作「LIFE(ライフ) LIFE(ライフ) LIFE(ライフ)」。若い天体物理学者夫婦(稲垣吾郎、ともさかりえ)宅を、翌日来るはずの上司夫婦(段田安則、大竹しのぶ)が訪問。この同じ発端から展開の異なる3話が進行し、各夫婦の本音や思惑が明らかになっていく。

 「他人の台本は分からないことがいっぱいあり、そこが面白い」。子供のしつけ問題や、上司との関係などを背景に、思わぬ行動や本性をむき出しにする大人の滑稽さを、土俵のように客席が四方から囲む舞台で見せる。「登場人物が突然、不条理な行動に出る。お客さまに頭を抱えてほしい」

 普段は稽古をしながら台本執筆と演出を進め、「毎回死にそう」だが、上演台本と演出だけの今回は「仕事量は半分」。とはいえバンドなど活動範囲は広い。マルチな活躍も「お互い影響しあっている」と自然体だ。4月6~30日、シアターコクーン(東京都渋谷区)。03・5423・5906。

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