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知事選立候補、逮捕…内田裕也さん、波乱の人生に幕

東京都知事選 選挙に出馬し、選挙ポスターを掲示板に貼るロック歌手・内田裕也候補=平成3年
東京都知事選 選挙に出馬し、選挙ポスターを掲示板に貼るロック歌手・内田裕也候補=平成3年
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 17日に肺炎のため79歳で亡くなったロック歌手で俳優の内田裕也さんは、音楽や映画、テレビなど幅広い分野で活躍した。長く伸ばした白髪にサングラス、片手に握ったステッキがトレードマーク。政治やボランティア活動に積極的に関わる一方、強要未遂で逮捕歴があるなど、破天荒な行動で常に話題を集める人物だった。

 10代でロックンロールに夢中になり、音楽活動を始め、日本のロックの普及に尽力した。また、映画「水のないプール」「十階のモスキート」など、俳優としても独特の存在感で異彩を放った。

 政治やボランティアに積極的で、平成3年には東京都知事選に立候補。政見放送で突然ジョン・レノンの「パワー・トゥー・ザ・ピープル」を歌い出すなど型破りの選挙戦が話題を呼んだ。旧民主党政権時の22年には、政府の事業仕分けを見学。「ロックミュージシャンが政治に関心を持たなきゃ、次の世代に伝えられない」と語った。阪神大震災や東日本大震災では、被災地支援活動に携わった。

 私生活では女優、樹木希林さんとの独特な夫婦関係で知られた。昭和48年に結婚したものの約1年半で別居。その後も婚姻関係を続け、56年には内田さんが一方的に離婚届を提出したことに対し、樹木さんが訴訟を起こして話題となった。

 晩年は病気やけがに苦しめられ、車いす生活に。昨年9月に樹木さんが亡くなった際は「おつかれ様。安らかに眠ってください。見事な女性でした」とコメントを発表。葬儀では喪主を務めた。それから半年、樹木さんの後を追うように波乱に満ちた人生の幕を閉じた。

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