PR

エンタメ エンタメ

朝ドラ100作 人気の秘密は 家族の絆描く 15分で気軽に 制作は柔軟に

 NHKの朝の連続テレビ小説が、4月1日から始まる「なつぞら」で、通算100作を迎える。テレビの全体的な視聴率低下も叫ばれる中、今も20%超の作品が珍しくない朝ドラ。99作目の「まんぷく」も含め、なぜそれほどまでに人気なのか。(兼松康)

 「どの作品も結果的にホームドラマになっている」。こう話すのは、NHKドラマ番組部の藤沢浩一部長。「まんぷく」の安藤百福など実在の人物にモデルを取る作品もあるが、「家族、特に戦争を挟んだ昭和の家族を描いている。家族は人間関係の最小単位。そこには軋轢(あつれき)も生まれ、物語も動く」と、必然的にホームドラマとなっている。

 最終盤を迎える「まんぷく」は、萬平(長谷川博己)が「まんぷくヌードル」に入れる具材を作るため、フリーズドライ製法に注目。新商品を生み出すため、福子(安藤サクラ)ら家族そろって悪戦苦闘する姿が人気を呼んできた。

 昭和36年の朝ドラ第1作「娘と私」は午前8時40分から20分間、月~金、1年間の放送だった。翌年から同8時15分から15分間、月~土曜の放送スタイルが定着。50年の「水色の時」から放送は半年になったが、「おしん」(58年)や「君の名は」(平成3年)など1年間の作品もある。

 全回平均視聴率は最高が「おしん」の52・6%だったが、平成21年の「ウェルかめ」で13・5%まで低迷した。視聴率低下傾向に歯止めをかけたのが、22年「ゲゲゲの女房」からの放送時間繰り上げだった。

 NHKでは働く女性の増加などで「朝の在宅率や家事のピークなど生活習慣が変わってきた」として午前8時開始に。藤沢部長は高視聴率を「15分で見られる点が大きい。忙しい朝に30分や45分だと気軽に見てもらえない」と分析する。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ