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牧阿佐美バレエ団、改元控え感謝の奉祝 きょうとあす公演

「日本人ダンサーにしか出せない美しさ、繊細さがある」と話す牧阿佐美(右)と、青山季可(佐藤徳昭撮影)
「日本人ダンサーにしか出せない美しさ、繊細さがある」と話す牧阿佐美(右)と、青山季可(佐藤徳昭撮影)
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 ■YOSHIKIピアノ生演奏 「高円宮家ゆかり」次代に

 牧阿佐美バレエ団の新作「Anniversary(アニバーサリー)」は、改元を控え、平成の締めくくりを奉祝するために作られた舞踊作品だ。平成11年、「天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典」でロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIが御前演奏したピアノ協奏曲に、牧が振り付けた。YOSHIKI本人の演奏に合わせ、同バレエ団が上演する。(飯塚友子)

                   

 「国民の一人として平成を締めくくる今、両陛下への感謝の気持ちを表したいと思った」と創作動機を語る牧。真っ先に浮かんだのが、東京・皇居前広場で催された御即位十年の祭典でYOSHIKIの演奏を寄り添って鑑賞される両陛下の姿だ。「両陛下とともに国民が聴き、祝福の気持ちを共有した、あの曲でなければ」とYOSHIKIに楽曲使用許可を依頼。YOSHIKIも快諾し、自ら出演を申し出たという。

 新作は、4組の男女が華麗な旋律を体現する中、同団看板ダンサーの青山季可(きか)と菊地研のペアが合流し、両陛下の仲むつまじいご関係を表現する。牧は「YOSHIKIさんの楽曲は壮大でパワーに満ちた曲。音楽に負けない、華やかなバレエにしたい」と意気込む。青山も「出演は光栄。美しい振り付けで、両陛下の温かさやきらめきをお伝えしたい」と話す。衣装も白地に金銀の刺繍(ししゅう)が施された豪華なチュチュ(古典的なバレエのスカート)で祝祭的な1幕になりそうだ。

 幼少からクラシックピアノを学んだYOSHIKIは近年、同団の公演を見て「バレエは自分の音楽に合う」と共鳴。昨年7月の自身のディナーショー、同11月のコンサートには同団ダンサーが出演した。今作を経て、新作バレエ作曲の意欲も示しているという。

                   

 同団は、創立50周年の18年にも、故高円宮さまへのオマージュ作品「時の彼方(かなた)に ア ビアント」を初演した。今回の「Anniversary」発表と同時に、「時の-」もハイライト版を再演予定だ。

 「芸術に造詣の深かった宮さまをしのび、日本の芸術家が結集して作り上げた作品。平成に活躍された宮さまのため、節目の今、次代に伝えたいと思った」と牧。作家、島田雅彦が手がけた台本は、生まれ変わっても同じ人と巡りあう-という夫婦愛や輪廻(りんね)、自然保護のメッセージが込められ、三枝成彰(しげあき)が作曲した。

 同バレエ団には、高円宮家の次女、千家(せんげ)典子さんも6歳からレッスンに通った。高円宮さまは同バレエ団公演に足しげく通い、終演後は牧やダンサーを温かく激励された。同作でも主演予定の青山は、そのご様子を記憶しており、「宮さまへの思い出が詰まった作品だからこそ、この絵巻物のような作品を大切に踊りたい」と気持ちを込める。

 奉祝作品などを上演する同団公演「プリンシパル・ガラ2019」は16、17の両日、文京シビックホール(東京都文京区)で。03・3360・8251。

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