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花組トップ、明日海りお退団会見

 静岡市出身。平成15年、初舞台を踏み、月組に配属。端正な容姿と高い歌唱力と演技力で早くから注目を集め、20年にバウホール公演、新人公演初主演。24年、龍真咲(りゅう・まさき)の同組トップスター就任とともに、準トップスターに就任。龍との役替わりで大劇場公演主演も務めた。

 25年に花組へ組替え。26年、同組トップスターに就任した。男役としてもさらに進化。華奢(きゃしゃ)で美しい妖精のような個性と、花組伝統の男らしさを併せ持つ、宝塚の新たな男役像を確立。27年には劇団2度目の台湾公演、昨年は初舞台化の「ポーの一族」を成功させ、今年6月には、劇団初となる横浜アリーナで公演を控える。

 花組トップとして経験した“小さなつらい出来事”は「すべて次の舞台へとつながり、今の自分になっている」と言い切った。大きな転機は25年の組替え。「育った月組を離れるのは本当につらかった」と声を震わせ、涙を落とした。が、すぐに「花組に来られて、花組の男役となって、花組のトップとして恥ずかしくない舞台人になるんだぞ、と思って頑張れたことは…」。再び涙をぬぐい、天を仰ぎながら、「私の宝塚人生で一番幸せなことだったと思います」と語った。

 月組の準トップ時代、役替わりで大劇場公演に主演。「ひとつの作品をいろいろな角度から掘り下げることができた。あのとき頑張れたから、少々のことは大丈夫だという根性がついた」と話す。同時に、自身がトップとなって当時トップの龍の偉大さをあらためて感じ、「本当に感謝しています」と話した。

 卒業後は「まずは職探しをしなければ。生きていけないので」と笑わせ、「(自動車)免許を持っていないので教習所にも行きたいです」とほほ笑む。恒例の質問、結婚の予定を聞かれると笑顔がはじけ、「それに関しては未知です」。

 実は昔、台湾で手相をみてもらったことがあるそう。「結婚線が何本もあると言われて。宝塚でお嫁さん(相手役)を何人ももらったので、すべて消費したと思っています」。蘭乃(らんの)はな、花乃(かの)まりあ、仙名、華優希(はな・ゆうき)と4人の相手役を得たトップ人生を振り返り、ほほ笑んだ。

 最後にファンに向けて、「皆さまがいらっしゃるからこそ、すてきな男役になろう、違う面を見せたいと思って頑張ってきた。感謝の気持ちでいっぱいです」と話していた。

 サヨナラ公演は、「A Fairy Tale-青い薔薇(ばら)の精-」(作・演出、植田景子氏)「シャルム!」(作・演出、稲葉太地氏)。宝塚大劇場は8月23日~9月30日、東京宝塚劇場は10月18日~11月24日。

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