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【シネマプレビュー】運び屋

映画「運び屋」から (c)2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
映画「運び屋」から (c)2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

 現在88歳のクリント・イーストウッド監督が、米国で起きた実話を基に、自らの主演で肩の凝らない快作を織り上げた。家族そっちのけで花の生産に打ち込んできたアール(イーストウッド)は、90歳を前に農園を差し押さえられ、孤独な日々を過ごしていた。そんなある日、メキシコ系の男からもうけ話を持ちかけられる。単に車を運転するだけで大金が手に入るというのだが、それはメキシコの組織による薬物運搬の請負だった。そのころ、麻薬取締局の捜査官、ベイツ(ブラッドリー・クーパー)は、運び屋の特定ができずに苦戦していた。

 退役軍人のアールはちっとも老いぼれておらず、組織の連中にもひるまないどころか、逆に説教を垂れるほど。途中、寄り道をしたり、パンクで立ち往生の家族を助けたりして、一応ハラハラさせられるものの、一向に気にしない肝の据わり方が楽しい。この安心感は「ダーティハリー」のイーストウッドが演じているからこそで、自らの見せ方を十分に心得ている巨匠のサービス精神に心躍った。8日、東京・TOHOシネマズ日本橋、大阪・あべのアポロシネマなどで全国公開。1時間56分。(藤)

 ★★★★(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり)

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