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人間顔負け!? アンドロイド「オルタ3」、オペラ上演

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人工生命×アンドロイドの4社共同研究プロジェクト合同記者発表会で公開された「オルタ3」=28日午後、東京都渋谷区の新国立劇場(桐山弘太撮影)
人工生命×アンドロイドの4社共同研究プロジェクト合同記者発表会で公開された「オルタ3」=28日午後、東京都渋谷区の新国立劇場(桐山弘太撮影)

 人工生命を搭載した最新鋭のアンドロイド「オルタ3」が28日、東京・初台の新国立劇場で、オペラの指揮と歌のパフォーマンスを初めて披露した。

 楽団員の前に置かれたオルタ3は、顔と肩と手先だけに肌を感じさせる素材が使われているほかは銀色のボディーがむき出し。しかし、動き始めると、機械とは思えないなめらかな動きを見せた。

 バイオリン、チェロ、クラリネットの奏者ら約30人のオーケストラと共演。両腕を上下や左右に大きく振り、全身を使いながら指揮した。曲の途中には、楽団員から報道陣の方に向きを変えて、伸びやかな歌声も披露した。

 この日、オルタ3が演じたのは、アンドロイド・オペラ「Scary Beauty(スケアリー ビューティー)」で、日本でも昨年、一世代前の「オルタ2」により上演されていた。プロジェクトの企画者で、ピアノ奏者としても参加した音楽家の渋谷慶一郎さん(45)は「より機敏な動きができるようになった」と評した。

 プロジェクトはミクシィ、大阪大学、東京大学、ワーナーミュージック・ジャパンの4社共同研究。科学技術と芸術をつなぐことでともに発展・進化することを目指している。

 今後は海外でも公演を行う。来年8月に新国立劇場で上演される新作オペラ(台本・島田雅彦さん、作曲・渋谷さん)に「オルタ3」が物語の核となる“主役級”で出演することも発表された。渋谷さんは「オルタ3はかなり人間に近い動きをするが、ちょっとした戸惑いを感じさせるような動きをすることもある。そんな動きが、共演者に及ぼす影響力も面白い」とコメント。

 同劇場の芸術監督で、指揮者の大野和士さん(58)は「アンドロイドがどんどん発展したら、私の職業は危ういですね」と笑顔で語った。

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