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【シネマプレビュー】アリータ:バトル・エンジェル

 「イングロリアス-」では、ユダヤ人を皆殺しにした無慈悲なナチス親衛隊幹部を熱演し、映画ファンに強い印象を残したが、「アリータ-」では一転。自分探しの旅に出ようと決意したお転婆な“娘”を大きな心で送り出す柔和な男を好演した。

 若いサラザールはヴァルツに全幅の信頼を寄せ、作品のPR活動では「私の才能を引き出そうと労を惜しまなかった。演技に関する質問をすれば、私の目を見据えて、視線をそらさずに真剣に話を聞いてくれた」と撮影中のエピソードを明かしている。

 これに対し、ヴァルツは「彼女はそれなりの役者経験を積んでいる仕事のパートナーであり、対等な関係であるべきだ。同じ目線で接したい。私との年齢の差などは関係ない」と自身のスタンスを強調した。

 イドの役作りについてはシンプルに考えた。「本作は遠い未来の話だが、イドがアリータに抱く愛情は、現代の父親が娘を思う気持ちと何ら変わらない。自分の子育て体験を参考にすればいい」

 実際、3人の娘を育て上げたバルツは、彼女たちに自我が芽生える思春期に差しかかると、心労も絶えなかったそうだ。「作中、戦士になりたがるアリータを案じるイドの姿には、私の体験が滲んでいる。だいぶ現実味を出せたのではないか」と胸を張る。

 あるべき父と娘の関係とは何だろう。「こうすれば大丈夫という魔法のレシピは存在しない。ただ、父親は責任ある立派な人間になるために娘を導く必要はある。だからといって娘は父親に従順である必要もないんだ。双方が実のあるコミュニケーションをどれだけ維持できるか。それに尽きるだろう」

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