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駅前に突然出現 伝説のアパート「トキワ荘交番」

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3月に開設予定の東長崎駅前交番。トキワ荘にそっくりのデザインになっている=5日、豊島区南長崎(松崎翼撮影)
3月に開設予定の東長崎駅前交番。トキワ荘にそっくりのデザインになっている=5日、豊島区南長崎(松崎翼撮影)

 東京都豊島区南長崎の西武池袋線東長崎駅前に、突然現れた伝説のアパート。漫画の巨匠たちがかつて暮らした「トキワ荘」をモチーフにした警視庁目白署東長崎駅前交番が、3月中旬に開設されることが同署などへの取材で分かった。工事終了間近で養生シートが取り外されたことで姿を現した「トキワ荘交番」。来年3月には近くの公園内にも復元施設が完成する予定で、地元で2つのトキワ荘が誕生することになる。(松崎翼)

 同署や区によると、東長崎駅前交番は鉄筋コンクリート2階建て。延べ床面積は79平方メートルで、1階は交番機能のスペース、2階は警察官の休憩室。トキワ荘の“玄関”は駅前通りに面し、交番の入り口はトキワ荘を正面から見て右側面に設けられている。旧交番は駅前の再開発に伴って取り壊され、昨年9月に新築工事に着手していた。

 建て替えの際、区が「トキワ荘の外観デザインを取り入れて、地域安全のシンボルにしてほしい」と警視庁に要望。区がトキワ荘の資料や図面などを提供し、設計されたという。今年1月下旬ごろに外構の工事が終わったことでシートが取っ払われ、新交番が姿を現した。

 トキワ荘は、手塚治虫や石ノ森章太郎ら日本を代表する漫画家たちが昭和28~36年に暮らしたアパート。57年に建物の老朽化で解体された。その後、失われつつある地域の活気を取り戻そうと、住民と区が協力してトキワ荘を活用した街の活性化に乗り出している。

 区はふるさと納税制度を活用し、南長崎花咲公園内(同区南長崎)にトキワ荘の復元施設「マンガの聖地としまミュージアム」(仮称)の建設を今年1月に開始。来年3月にオープンする予定で、区の担当者は駅前の新交番について「相乗効果になる」とダブルトキワ荘の誕生による地域活性化に期待している。

 目白署の渡辺清隆署長は「皆さんに親しまれる交番となるよう、地域に根ざした活動を展開して住民の安心・安全を守っていきたい」と話している。

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