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池井戸潤原作「七つの会議」及川光博 組織の闇、勇気が変える

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及川光博は「自分の生き方が問われる作品だった」と語る(荻窪佳撮影)
及川光博は「自分の生き方が問われる作品だった」と語る(荻窪佳撮影)

 「七つの会議」は作家、池井戸潤の同名小説を映画化した。「半沢直樹」など池井戸作品のテレビドラマを手がけたTBSの福沢克雄監督が、黒を白と言い含める会社組織と社員の正義のせめぎ合いを描いた。会社の抱えた闇を独自に調査する中間管理職を好演したのは及川光博(49)。「時に勇気が組織に大変革をもたらす。池井戸さんはそんなエールを込めたはずだ」と語る。(高橋天地)

                   

 及川は池井戸作品の魅力を「『生きることは大変だ』というシンプルな事実が劇的に描かれていることに尽きる」と分析。本作の台本を何度も読み返し、出演オファーを快諾した。

 舞台は都内の中堅電機メーカー。主人公でぐうたら社員の万年係長、八角(やすみ)(野村萬斎)が上司(片岡愛之助)をパワハラで告発後、予想もしなかった会社の犯罪が明らかになってくる。

 作中の営業会議は、及川ふんする営業課長の原島には修羅場だ。営業部長(香川照之)からむちゃな営業ノルマを突きつけられ、部下全員の前で「なぜ達成できないのか」と痛罵される。原島は無理な目標数値を口にしたり、ストレスからその場で嘔吐(おうと)したり…。

 「ブラック企業で働く40代の中間管理職の悲哀を全身で演じたつもり」と及川。監督からは演技プランを任されたが、「僕自身は楽しんで仕事をするのがモットー。最初はおどおどする原島をイメージできず苦しんだ」と苦笑する。サラリーマンを観察したり取材を重ねたりし、想像を膨らませて撮影に臨んだ。「自分の新しい側面を引き出せた」と満足している。

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