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ピタゴラ装置の“集大成”「ビーだま・ビーすけ」 「ユーフラテス」インタビュー(中)

 しかし「ビーすけ」は物語の主人公であるため完走しなければならない。最初になるべく多くの位置エネルギーを確保するため、ゴンドラに乗って登場したり、途中でビー玉を高いところに持ち上げ、位置エネルギーを回復するなどの工夫がなされた。

「ビーだま・ビーすけの大冒険スペシャル」の一場面(提供写真)
「ビーだま・ビーすけの大冒険スペシャル」の一場面(提供写真)
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 「ビーすけ」の装置をよく見ると、過去のピタゴラ装置で使われた仕掛けがいくつも登場することに気づく。1作目では装置No.6の「せんたくばさみ板」や装置No.87の「紙コップの罠」など、数種類の装置が組み合わされており、いわばピタゴラ装置の集大成だ。「物語を成立させるために、そして面白い装置にするために、歴代の装置の中からビー玉が登場する秀逸な機構を選び出して使っています」(山本氏)。

 「ビーすけ」は国内のみならず、海外でも高く評価されている。「ありがたいことに国際コンクールや映像祭で6つの賞をいただきました」と笹山氏。

 その一つが昨年ドイツ・ミュンヘンで開かれた「プリ・ジュネス」。2年に1度開かれる国際子ども番組映像祭で、昭和39(1964)年から続く伝統を誇り、「子ども番組のオスカー」とも称される。世界中から番組制作者たちが集い、互いの作品を試写、討論し、投票によって受賞作品が選ばれる。

 笹山氏は「そのほかにも現地の子どもたちが見て投票する場合もあります。台湾やチリでは子供たちがたくさんの作品の中から選んでくれました。ビーすけは世界に通ずるものがあったのでしょうね」と言う。

 この「ビーだま・ビーすけの大冒険スペシャル! ~完結編~黒玉軍の野望」はNHK Eテレで26日午後2時30分から再放送される。

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