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「ダンスウィズミー」クランクアップ 歌って踊れるコメディーに

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撮影で催眠状態のヒロインを演じる三吉彩花(松本建吾撮影)
撮影で催眠状態のヒロインを演じる三吉彩花(松本建吾撮影)

 ■矢口史靖監督の初ミュージカル 主演・三吉彩花

 「ウォーターボーイズ」(平成13年)の矢口史靖(しのぶ)監督(51)が初のミュージカルに挑んだ「ダンスウィズミー」がクランクアップした。三吉彩花(22)演じるミュージカルが大嫌いな主人公が歌って踊る楽しさに目覚める-というコメディー。矢口監督は「思わず主人公と一緒に歌って踊りたくなる作品を目指した」と意気込む。(高橋天地)

                   

 「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」(16年)などコメディーの名手として知られる矢口監督だが、本作は念願のミュージカル。「『ウエスト・サイド物語』(1961年)や『サウンド・オブ・ミュージック』(65年)が好き。日常生活に歌と踊りが自然に溶け込んでいる。僕もいつか撮りたかった」と喜ぶ。

 日本ではミュージカルやミュージカル的な演出の作品として、「愛情物語」(昭和59年)や「嫌われ松子の一生」(平成18年)などがあるが、「出演者が多く、撮影の段取りも煩雑で結果的に金もかかる」(矢口監督)と製作側から敬遠されがち。矢口監督にも「スウィングガールズ」でミュージカル場面を盛り込もうとして却下された苦い思い出があった。

 本作では、ミュージカル特有の「街中で突然歌って踊り出す不自然さ」を回避するため、主人公の静香(三吉)は催眠術によって、音楽を聴くと歌って踊らずにはいられない-という設定にした。われを忘れて歌って踊る静香を、山本リンダの「狙いうち」や広瀬香美の「ロマンスの神様」など、アップテンポな邦楽ポップスが彩る。

 昨夏、東京都内のビルの一室で、会議中に誤って音楽が流れ、静香が踊り出す場面が撮影された。

 矢口監督は催眠状態で喜色満面になって踊る静香を表現するため、何度も三吉に「もっと表情豊かに」と指示。三吉は戸惑いながらも、激しい動きを伴う演技を繰り返していた。

 撮影後、矢口監督は「羞恥心を捨て、三吉さんが不思議な人間になり切れるかどうかが勝負。観客が静香に感情移入し、大いに笑ってもらえたらうれしい」と期待を込めた。

 今夏、公開予定。

                   

 【あらすじ】OLの静香(三吉彩花)はめいっ子と訪れたマジックショーで、音楽を耳にした途端に歌って踊りだす-という催眠術を催眠術師(宝田明)にかけられてしまう。社会生活に支障をきたした静香は、術を解いてもらおうと催眠術師を捜すが…。

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