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【平成という時代 アイドル社会学(1)】アニメ 現実とシンクロ 理想ヒロイン

 アイドルとは、「偶像」の意味。江戸川大学の西条昇教授(アイドル論)は「昭和以降、映画やテレビとともに発展し、メディアの影響を大きく受けてきた」と話す。

 吉永小百合は神秘的にスクリーンに映り、偶像性を増した。テレビが普及した昭和40年代には天地真理や南沙織、麻丘めぐみ、「花の中三トリオ」と続々と登場。「桜田淳子が明るい正統派なら山口百恵は無表情でクール、パワフルな歌でかわいいだけでないアイドル像も築き、中森明菜らにつながった」という。

 アイドルの黄金期が続いたが、昭和から平成にかけて「ザ・ベストテン」など歌番組が続々と終了。アイドルも「冬の時代」を迎える。

 ちょうどバブル期。娯楽に金を使い、海外旅行や趣味に時間をかける。夕食後、家族で歌番組を見る習慣も薄れていた。西条教授は、「『偶像』のファンタジーは必要なくなり、アイドルも形を変えた」。「ぶりっ子」で愛されたアイドルも、恋愛スキャンダルや結婚、子育て、離婚、再婚など自身の人生そのものを見せていく。

 しかし、バブルが崩壊し、社会は再び夢を求める。景気の低迷の中、大手証券会社「山一證券」の廃業などもあった平成9年、「モーニング娘。」が登場したのだ。

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