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「小倉百人一首」の演奏会「和歌の感情は普遍的」

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歌曲集『小倉百人一首』の全100曲を披露するコンサートに出演した砂川涼子さん(左)
歌曲集『小倉百人一首』の全100曲を披露するコンサートに出演した砂川涼子さん(左)

 作曲家、薮田翔一さん(35)が15日、平安時代の歌人、小野小町ら100人による100首の和歌に曲をつけた歌曲集『小倉百人一首』を出版する。これに先立ち、6日に東京都中央区の浜離宮朝日ホールで行われた演奏会では、弦楽四重奏の伴奏に合わせてソプラノ歌手5人が歌曲集の100曲を歌唱した。全100曲を演奏会で披露するのは初めてという。

 薮田さんは兵庫県たつの市出身で平成23年に東京音楽大学大学院作曲科を修了。2015年にジュネーブ国際音楽コンクールの作曲部門で日本人で初めて1位に輝き、脚光を浴びた。平成28年には、新作オペラとして「百人一首」から制作した21曲を発表。小野小町ら個性豊かな歴史上の人物の和歌がそろう歌集に興味を持ったという。その後、残る79曲も仕上げ、15日に発売予定の歌曲集『小倉百人一首』(全音楽譜出版)にまとめた。

 6日の演奏会では、砂川涼子さんらソプラノ歌手5人が全100曲を歌唱。弦楽四重奏の伴奏によって秘めた思いを表現し、観客ら約300人が和歌の世界を楽しんだ。作曲を手掛けた薮田さんは「この演奏会を通して、百人一首の和歌の感情は普遍的で今も共感できると実感できた。和歌と音楽の強い結び付きを痛感し、また演奏会をやりたいという意欲が湧いてきました」と声を弾ませた。

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