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【シネマプレビュー】来る

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映画「来る」から((C)2018「来る」製作委員会)
映画「来る」から((C)2018「来る」製作委員会)

 「告白」「渇き。」などの鬼才、中島(なかしま)哲也監督が、澤村伊智(いち)の日本ホラー小説大賞受賞作「ぼぎわんが、来る」を映画化した。会社員の田原秀樹(妻夫木(つまぶき)聡)は、妻(黒木華(はる))と娘とともに幸せな生活を送っていたが、子供のころに受けたある脅しにおびえていた。やがて恐怖が現実となり、親友の民俗学者、津田(青木崇高(むねたか))を通じて、オカルトライターの野崎(岡田准一)を紹介してもらう。

 「下妻物語」以来の中島監督独特の映像感覚はホラーになっても健在で、スローモーションや目まぐるしいカット割りにどぎつい色調と、さまざまな映像魔術を駆使して、恐怖というよりも驚愕(きょうがく)を演出する。霊媒師姉妹を演じた松たか子、小松菜奈も含め、芸達者な出演陣で次々と主役が入れ替わっていく語り口はけれん味にあふれ、美術や衣装も凝りに凝っている。最後の壮絶な大立ち回りと、幼い娘が歌う場面のファンタジーとの対照などうなるしかないが、子供のいたずらを大がかりにしたような実験性についていける人は限られるような気がした。7日、東京・TOHOシネマズ日比谷、大阪・TOHOシネマズ梅田などで全国公開。2時間14分。(藤)

 ★★★(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり)

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