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映画「旅するダンボール」で話題の島津冬樹さん 「最近は味気ない段ボールが増えた」

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島津冬樹さんが物色した段ボール(映画「旅するダンボール」から)
島津冬樹さんが物色した段ボール(映画「旅するダンボール」から)

--映画でも指摘していたが、日本の段ボールにはデザインに「ゆるキャラ」が多い

 島津「どの産地の段ボールにもゆるキャラが載っている。農家のいたずら書きで描いたようなキャラクターが多い中、残念なのは『ゆるキャラグランプリ』の影響でしっかりとしたキャラクター、たとえば熊本産の段ボールのデザインが全部『くまモン』に差し替わったりして寂しい。本当のゆるキャラが死んでいっちゃうなと」

--日常生活では通販でよく段ボールを目にするが

 島津「味気ない段ボールが増えてきた。新しい流通システムに乗せるためにデザインが殺風景になっている。段ボールが消費されるものとして魅力がなくなってきていると思う」

「エコ」という意識は全くない

--この映画は島津さんの自分探しの旅でもある。島津さん自身がだいぶ変わったのでは

 汐巻「すごく変わった。もともと持っている考えがまとまったなと。考えていることや、やりたいことは学生時代から全く変わっていないけど、それをうまく言語化してまとめて定義づけするというのはアーティストだしやってこなかった。映画を作りながら『そうか、僕のやってることはそういうことなんだ』『人はそう思うんだ』『こういうことに役立つかも』と考えがまとまっていった感じ」

 岡島「映画作りというよりカウンセリングに近い撮影だったね」

--ただ島津さんの中にもぶれない信念があったとか

 汐巻「唯一変わらなかったのが『段ボールはあったかい』ということ。そこを映画の軸にした」

--「あったかい段ボール」とは?

 島津「段ボールはいろんな人の思いを乗せて渡ってくる。農家やトラック運転手、仕分けのおじさんとか。箱にマジックでサインが書いてあったりテープが貼られたりけっ飛ばされていたりという形跡がある。段ボール自身のストーリーを考えるとすごく温かいなと思う」

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