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般若心経、調べに乗せ 愛媛の副住職ネットで話題

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仏教の教えをポップに歌う薬師寺さん=松山市
仏教の教えをポップに歌う薬師寺さん=松山市

 現代的な音楽と般若心経、ダンスを掛け合わせた動画「般若心経cho ver.」を発表した愛媛県今治市の海禅寺副住職、薬師寺寛邦さん(39)が12月、中国と台湾の6都市で計7回の公演を行うことが決まった。「仏教を音に乗せ、日本からアジアに縁を結びたい」と語る。

 動画「般若心経」は薬師寺さんが唱える般若心経を幾重にも重ね、ポップス調のアレンジで仕上げられてる。昨年12月にSNSの動画サイトで発表されると、たちまちインターネット上で話題となり、ユーチューブの再生回数は国内で約170万回、台湾で約160万回、中国で約1500万回とヒットした。

 中国、台湾公演は12月2~10日。香港では早々にチケットが売り切れ、追加公演も決定したという。反響の大きさに薬師寺さんは「正直、驚いてます」と目を丸くする。

 薬師寺さんは平成15年、京都市でコーラスグループ「キッサコ」を結成し、シンガー・ソングライターとして活動していた。25年に実家の海禅寺を継ぐため僧侶になった。「日常の小さな出来事から仏教の教えをわかりやすい日本語に置き換え、ポップスのメロディーとハーモニーにのせて届けたい」と話す。

 5月にアルバム「般若心経」、11月にアルバム「いろは」を発表するなど、これまでアルバム5枚、シングル15枚以上を出してきた薬師寺さん。今夏からは「薬師寺寛邦 キッサコ」の名でソロ活動をしている。公演の舞台は主に寺院。数珠を手に法衣で臨む。一遍上人ゆかりの松山市道後湯月町の宝厳寺本堂では今月10日、約100人が詰めかけ満席だった。

 般若心経への思いは深く「私は般若心経は『つながりのお経』と言っています。縁の中で本当の自分を見つけ、生きていくことを説いているのだと思うからです」と話す。

 中国、台湾での公演を前に、「不安はありますが、反応が楽しみ。公演期間がちょうどお釈迦様が菩提樹のもとで悟りを開かれた『成道会』にあたることに、縁を感じます。今回の公演は新たな修行だと思っています」と話した。

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