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【まんぷくの舞台裏(5)】視聴者から批判的なご意見も

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 皆さん、こんにちは。放送が始まって、早くも2カ月ほどが経過しますが、好評をいただきありがとうございます。

 とはいえ、時として批判的なご意見をいただくこともあります。特に“朝ドラ”の視聴者の方には、本当に熱心にごらんいただいているようで、作り手としては思ってもいないような伏線が大きな話題になったりするときもあり、正直なかなかにハードルが高いです。

 例えば、放送中の8週では、「鈴(松坂慶子さん)の家出」のことが話題となっていました。7週と8週の間は、ドラマ上の時系列としては半年ほど経過していて、「塩作りは順調」というナレーションも入れています。もろもろの問題はひとまず解決し、家事なども通常は、鈴、福子(安藤サクラさん)、赤津(永沼伊久也さん)、週末にタカ(岸井ゆきのさん)という布陣で回せていたのが、8週の冒頭では、福子が出産予定1週間前となり赤津がけがをし、という中で鈴への負担が大きくなった直後の事件であって、恒常的に鈴が過重労働をしていたわけではないと想像がつく、と私どもは思いこんでいたのですが、「鈴さん働かせすぎ」などのご意見をいただくと、なるほどそういうふうに見えてしまうこともあるのかと勉強になります。

 この、「どの場面を見せるのか」のさじ加減が、とても難しい。

 当たり前のことですが、15分という放送時間があり、細かな説明やただ単にエクスキューズだけの説明シーンでは、ドラマとしてつまらなくなってしまう可能性もあります。全てを描けるわけではない中で、どういう事柄を描けばより多くの方にご納得いただけるのか。純粋にドラマを楽しんでいる方や考証などが気になる方、また、登場人物の誰に感情移入をしているのかによってもご意見はさまざまなので、本当に心を砕きます。

 最後に。これからもさまざまな登場人物が切磋琢磨(せっさたくま)しながら物語が展開してゆきます。彼ら彼女らは、未熟で人間的であるがゆえに失敗もします。それを繰り返しながら、少しずつ成長してゆきます。そして、根底では誰もが信頼関係で結ばれています。そんなドラマを作っていますので、どうぞこれからも温かい目で見守っていただけると幸いです。(「まんぷく」チーフプロデューサー真鍋斎)

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