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「ビッグコミックなければ引退」…50周年展でちばてつやさんら感謝

「ビッグコミック50周年展」のオープニングセレモニーに参加した(左から)さいとう・たかをさん、藤子不二雄(A)さん、ちばてつやさん=9日、川崎市中原区の市市民ミュージアム
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 今年50周年の節目を迎えた青年漫画誌「ビッグコミック」(小学館)の歩みを振り返る展覧会が10日から川崎市市民ミュージアム(同市中原区)で開催されるのに先立ち、内覧会やオープニングイベントが9日開かれた。同誌で連載を持ったちばてつやさんは「ビッグがなかったら僕は30年前に引退していた」と謝辞を述べた。

 同誌は昭和43年、「大人のためのコミック誌」として創刊。当時は団塊の世代がちょうど20歳前後を迎えた時期で、青年向け漫画の需要が高まっていた。さいとうさんは「僕は最初から青年が読む漫画を描きたいと思っていたので、(執筆の)お声がかかりうれしかった」と当時を振り返る。

 その後も手塚治虫や石ノ森章太郎をはじめ、多くの名だたる漫画家が執筆。それまで少年漫画を中心に手掛けていた藤子不二雄(A)さんの場合は、ブラックユーモアの効いた『黒ィせぇるすまん』(後の『笑ゥせぇるすまん』)を執筆した。藤子さんは「30歳くらいになると、子供向けの漫画を描き続けるのがつらいときもあった。ビッグには感謝しています」と謝辞を述べた。

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